昨日は夜の外来のかたわら、医院のWebページの原稿を考えていました。
開院まであと2ヶ月ですが、まだ何も出来上がっておりません。こんなペースが正しいのかどうかも、よくわからないままであります。
原稿を書くにあたって、どうして僕は小児科医になったのだろうと、普段はあまり考えないようなことを考えました。
思い返すに、小学6年生のころにはそう言っていたように思います。
まあ、本当のところを言うと、病気で早世した母は私に医師になってほしかったようでしたから、教育ママの誘導に乗ったという側面も否めません。
ただ、僕は風邪を引きやすい子どもでしたので、よく近所のお医者さんに受診していました。
何故か覚えていることで、あるとき熱を出した僕は親に連れられてある医院を受診したのですが、確か20時くらいでもう閉まっていて、灯りも消えていました。
しかし親がベルを鳴らしたのか、お医者さんがでてきて改めて灯りを付けてくれて、僕を診察していただきました。灯りがついたときのことを、今でも覚えてるんですよね。
僕にとって医師という仕事はそういう人のことで、ですから子どもを診る分野を選びましたし、こうして小児科医院をやろうとしているのも、自然な流れだと感じています。
でも、こういうふんわりした理由だと、公式ページに書くような文章にならないんですよね。困った。