こんにちは
最近、ワクチン接種など自費診療のお支払いに、クレジットカードを使えるようにしました。
これまで、「来院後に接種したいワクチンが増えたけど、持ち合わせがない」ということが時々ありましたが、そういうときの対策の一つとなればいいかなと思います。
ただし、医療機関は「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象ではありません。ご了承ください。
今後、各種電子マネーの取り扱いや、普通の診療の支払いにも対象を広げられれば良いなと思っていますが、すこし様子を見てからになると思います。
(当院では)(血便以外の)便を持参していただくことは必須ではありません
もう一つ、最近、「(血便以外の)便を持参していただくことは必須ではありません」と、お知らせに書かせていただきました。
原則として、当院では、「下痢」「軟便」「白色便」については、クリニックで何か検査を行うことはありません。
スマホで写真を撮っていただければ色調や性状について十分確認できますので、それで代用することにして、無理にご持参いただく必要はありません、というお知らせです。
(「血便」については、直接見せていただいたり、検査をすることがありますので、この限りではありません)
便の検査というと、その多くは「ノロウィルス」「ロタウィルス」「アデノウィルス」の迅速検査、ということになるかなと思いますが、当院では検査を行うことはなく、検査キットも準備していません。
これらの検査を行わない理由として、以下の2点があります。
・感度が低い検査なので、結果が陰性だったから安心してよい、という判断はできないこと
・どのウィルスであっても治療や感染対策がおおむね同じであること
一方、ノロやロタウィルスは容易に感染、発症することで知られます。便を持参することは、便に触れる機会を増やし、持参する方自身を感染の危険にさらすことにつながります。
ウィルス性胃腸炎の症状は大変つらいので、看護する方が感染しないよう細心の注意を払う必要があります。
便の性状をみるためだけに持参していただくのは、リスクのほうが大きいかな、と考えました。ただし、スマホで写真を撮っていただくことで代用していただきたいと思います。
ということで思い切って「血便以外の便持参は必要ではありません」と言い切ってしまいました。
とはいえ、これは意見の分かれるところでありますので、この対応が正しいというわけではありません。
また、これらの検査は決して不要な検査ではなく、迅速検査キットが存在しているのには意味があります。
例えば、病院や施設などで入院患者さんに胃腸炎症状が発生した場合です。
明らかな胃腸炎症状であれば個室隔離やスタッフの防御策をとることは簡単ですが、ご高齢の方の嘔吐や軟便は、感染なのか自然な範囲のものなのか、その判断に苦しむことが多々あるのです。
また、同じような症状の患者さんが連続した場合に、同じウィルスで発症していることを確認することは、保健所への報告、エピソードとしての記録、今後の対策をとるうえで非常に重要な情報となります。
以上、ご承知おきいただければと思います。
最近やっているゲーム
2019年のGOTYにはこのゲームが来るか、と思いきや受賞したのは「SEKIRO」でした。
私がゲームなんてできるのは休日の短い時間に限られますし、ボリュームも大きいし、旅するのは楽しいしで、なかなか終わりが見えないんですが、、、現在中盤から終盤というあたりです。
「死ぬ」「生きる」「孤立」「つながる」といった概念をインターネット・SNS隆盛の時代に新しくとらえなおしたテーマ。でもこれは実は味付けで、荒々しく美しい自然のなかを孤独に旅して地図を埋めてゆくこと、そのものをエンターテインメントにしたかったんじゃないかと、思います。開拓の旅ってロマンですよね。
そして実はプレッパーズの生き方にいささかの興味を感じる私なのでした。。。
※プレッパーズ:このゲーム内では、コミュニティとつながらず、一人あるいは二人でシェルターに籠もり、配送に頼って暮らす人々のこと。