よしだこどもクリニックのブログ

京田辺市三山木駅前 小児科医院のブログです

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HPV(子宮頸がん)ワクチンを今年度内に終えるには(まだ間に合います)

こんにちは。


HPV(子宮頸がん)ワクチンは、公費による接種対象は小学6年生〜高校1年生の女性となっておりますが、

現在、特例によるキャッチアップ接種が行われており、誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日の女性は、公費で接種することができます。

ただ、このキャッチアップ接種の特例は、来年2025年の3月までで終了する予定となっています。


このため、

  • 高校1年生
  • キャッチアップ接種の対象の方

で、接種を考えておられる方は、来年3月までに接種を済ませないと、4月以降は自費での接種になってしまいます。


標準的な接種スケジュールでは

ほとんどの場合はシルガード9というワクチンを接種することになりますが、15歳以上では標準的には以下のように接種することになります。

標準的な接種間隔を守ろうとすると、今月9月末までに開始しないと、3月までに接種が完了しません。

ただ、当院の場合、9月中のHPVワクチンを接種できる枠はすでにすべて埋まっております。

最短で接種するには

シルガード9は、上記標準的な接種スケジュールによらずとも、最短では以下のような接種間隔が指定されています。

この接種間隔でよければ、11月中旬に接種を開始し、2回目を2024年12月中に終えることができれば、3月までに3回の接種を終えることができます。