こんばんは。
予防接種の予約枠数が足りず、インフルエンザワクチンについても、その他の一般のワクチンについても、予約しづらい状態が続いております。
一同頑張っておりますが、安全と正確さをしっかり確保することが優先と考えておりますので、現在の枠数以上に増やすことは難しい状態です。
当院の予防接種は、3週間先まで予約可能です。毎週月水金曜日の20時に、3週間後の同じ曜日の予約が可能となります。
今のところ、枠が空いて一日以内に予約が埋まってしまう状態ですので、大変心苦しいのですが、月水金の20時過ぎにWeb予約を試みて頂くようにお願いいたします。
不公平とならないよう、原則的に電話での予防接種予約は受け付けておりません。なにとぞご了承ください。
クリニック近況
さて、いままで誰にも指摘を受けておらず、どなたも気づいておられないのではないかと思いますが、11月に入り、「医療法人 如心会」という名前の法人による運営に変わりました。
変わった理由は、、、深い深い理由がありますので、診察室でこっそり聞いていただければと思います。。。
さて、この「如心会(じょしんかい)」というネーミングには大変困りました。
というのも、そもそも京都府は医療機関のネーミングに大変厳しく、実は「よしだこどもクリニック」という名前は私には不本意だったのです(自分の名前を入れたくなかった)。
そんな鬱憤がありまして、医療法人こそはキラキラネームにするんだ!と意気込んでいたのですが、いざその段になってみますと、自分の思いを込めたカッコイイ名前をゼロから作りだすという作業は大変難しいものでした。
古臭いから「会」はつけたくないとか、カタカナやアルファベットがかっこいいなとか思うのですが、残念ながら私は言葉のセンスに欠けておりました。
最終的につけた名称の「如心」とは、一字の「恕(じょ)」という漢字を二字にしてつけたもので、相手を思いやる心のことです。
しかし、ただ優しいというだけではなく、相手を受け入れ、認め、気持ちを想像するという意味だと考えています。
これは論語に出てくる言葉なのですが、もちろん浅学な私がそれを知っていたわけではなく、むかし小学校の時の担任だったT先生がこの言葉を口を酸っぱくしておっしゃっておられたのです。
そしてもちろん忘れっぽい私がそれを覚え実践してきたわけでもなく、名称を考えるにあたって、自分の半生を遡って適切な言葉を探し出すことを考え、記憶の中から拾い上げてきたものです。
よって、私がこれまでこの言葉を胸に刻んで真っ当に生きてきたのか、といわれるとそうでもないし真っ当でもないのですが、しかし考えてみるとこれほど適切な言葉はないように思います。
バケツをもって廊下に立たされた記憶も同時に思い起こされるのですが、ともかくT先生に心の中で感謝する次第なのでした。