よしだこどもクリニックのブログ

京田辺市三山木駅前 小児科医院のブログです(2017年6月1日開院)

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曜日による混雑度、待ち時間のちがい

こんにちは。大変暑い日が続きますが、幼稚園が夏休みに入って、こどもの病気はひと段落ついた、かもしれません。

 

 

さて、病院はだいたい月曜と週末に混み合うのが相場です。

火曜日が空いていると、月曜日に来られたあの患者さん、あわただしくて申し訳なかったな、いま来ていただいたらもっとゆっくりお話しできたのに、と思うことがあります。

 

また、待合室に長く滞在されると、それだけ患者さん同士の接触が多くなります。

当院は感染・非感染で待合室を分けたり、空き診察室に先に入っていただいたりして、接触機会を減らすように努力しておりますが、それでも待合が混雑しているのをみますと、申し訳ない気持ちになります。

 

そこで、待合室の混雑度合いや、来院されてから診察を始めるまでの時間が、曜日や時間帯でどれくらい違うか、2018年1月から7月中旬までのデータから、調査してみました。

 

まず、来院される患者さんの数です。金曜日の夜がとても多く、次いで土曜日、月曜日が混雑します火曜日から木曜日の午前中は、比較的空いています

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アレルギーについての相談など、急ぎでない受診の場合は、火~木曜日の午前中(とくに遅めの時間)ですと、比較的ゆっくりとお話しさせていただけるように思います。

 

 

次に、インターネットから予約を入れた上で来院していただいた場合の、平均的な待ち時間は、このような感じです。

この時間には、待合室で体温を測ったり、体重測定したり、問診票を書いていただいたりする時間を含んでいます。

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おおよそ20分から25分で診察させていただいていますが、やはり月・金・土曜日は待ち時間が長くなってしまいます。

(朝9時~11時は時間予約、11時以降は順番とり)

(夜17時~18時は時間予約、18時以降は順番とり)

 

・順番予約をされた患者さんには、「もうすぐ診察」のメールが届くようになっています(メールアドレス登録が必要です。ぜひ登録してください)。

・予約画面のトップページから診察の進行状況を見て、来院時間を調整していただけます。

 クリニックでの滞在時間をできるだけ短くできるように、このようなシステムを上手に利用していただければと思います。

 

  

最後に、ご予約なしで来院された場合です。

来院時のご様子をみて、診察の順番を決めさせて頂いておりますが、緊急ではない場合は、ご予約いただいた方を優先としております。

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ご予約いただいた場合に比べて、5分から10分ほど、待ち時間が長くなっております。

様子に違和感がある場合や不安がある場合は、予約にこだわらず急いで来院していただきたいのですが、そうでない場合は、ご予約いただいた場合のほうが待ち時間も短く、スムーズに受診していただくことができます。

  

・アレルギーの相談など、急ぎの受診ではない場合は、火曜日から木曜日の午前中ですと、比較的ゆっくりとお話しさせていただくことができると思います。

 ・インターネットからご予約いただくと、待ち時間が短くすむだけでなく、診察の進み具合をみて来院時間を調整していただくことができます。

 ・とはいえ、不安がある場合は、予約にこだわらず速やかに来院してくださいね。

 

 

 

手足口病と、解熱薬のかしこい使い方

手足口病の患者さんが多くなっていますね。

 

手足口病(コクサッキーウィルス、エンテロウィルス)に限らず、アデノウィルスなど、いわゆる「夏風邪」と言われるような咽頭炎では、40度の高熱がでて解熱剤を使っても下がらない、下がったとしても38度台で、1時間でもとにもどる、といった状況になりがちです。

 

2-3日の経過で解熱していくのですが、このような高熱を初めて経験される保護者さんは心配されるでしょう。

 

高熱でぐったりしてしまっているときには解熱薬を使いますが、解熱剤を処方するときに自分がよく聞かれること、説明する内容に以下のようなものがあります。

 

使用する間隔:4〜6時間間隔

 

以前は「8時間間隔」と説明されていたことが多かったように記憶していますが、添付文書ではもっと短くて良いことになっています。

 

一日の総使用量の関係で、4時間間隔だとすこし過剰になってしまう場合もあるので、普段は6時間間隔でご案内しています。しかし、手足口病の初日のように高熱が出やすくなかなか下がらない状態では、遠慮せずに4時間間隔で使ってよいと考えています。

 

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(アンヒバ坐剤の添付文書より引用)

使用するタイミング:目安として、38.5度以上

 

本当は、遊んでいるかぐったりしているか、食欲のあるなし、といったことを重視するのですが、なかなか難しいので、体温を基準としてお伝えします。

 

ですが、機械的に解熱薬を使用するよりも例えば、「食事や水分を与えたい時間にすこしでも体温が下がっているようにする」とか、「寝る時間に体温が下がっているようにする」というように、目標を定めて使用タイミングを決めていくのが、よりよい使い方だと思います。

 

使用すると再発熱時に熱性けいれんが心配:関連はありません。

 

「熱性けいれん診療ガイドライン」には、「解熱薬使用後の熱の再上昇による熱性けいれん再発のエビデンスはない」と記載されています。

 

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 (熱性けいれんガイドライン2015より引用)

 

使用すると病気の治りが遅くなる?:関連はありません

 

「人間の自然治癒力を妨げる」「ウィルスの増殖を助長する」といった情報が流布されていることがありますが、関係は示されていません。解熱薬を使用してもしなくても、病気が治るまでの期間は同じです。

 

(元気そうにしていても解熱剤を使うといったような)不必要な使用、過剰な使用は諌められるべきですが、解熱剤の使用を過剰に恐れる心配もありません。

 

 

 

解熱剤については、「こうしなければ治らない」というものではないので、子どもの状態をみてうまく使用して、病気が治るまでの期間を乗り切っていただければと思います。

おたふくかぜと難聴 うつしてもらいに行かないで

こんにちは。

 

高熱の患者さんが多いです。全例は検査していませんが、多くの患者さんは流行しているアデノウィルスではないかと考えています。

 

もう一つ、おたふくかぜの患者さんもいらっしゃいます。流行している保育園があるようです。

 

おたふくかぜは比較的日常的な病気で、自然に治癒することが多いので、その怖さが忘れられているような気もします。

 

しかし、50人に1人という高率で髄膜炎を起こすことと、なにより、後遺症としての難聴のリスクが高いことは、強調しておきたいと思います。

 

難聴は、昔は数万人に1人くらいかと考えられていましたが、しっかり調査すると非常に多いということがわかってきました。私は最近のデータを踏まえて「数百人に1人は難聴になる」と説明しています。

 

学会発表レベルですが、2018年5月の感染症・化学療法学会では、282人に1人が難聴、というショッキングなデータがでていました。

 

おたふくかぜで難聴282人に1人 小児科医ら調査:朝日新聞デジタル

 

世間で一般に思われているよりも、ずっと高率なのではないでしょうか。もっとしっかりと予防を強調していかなければならないと思っています。

 

うつしてもらいに行かないで

 

ところで、あまり良くない話を複数の保護者さんからお聞きしました。水疱瘡やおたふくかぜの患者さんがいらっしゃったら、うつしてもらいに行くようなことが、まだ行われている、ということです。

 

「免疫をつけたい」と思ってうつしてもらいに行くのでしょうが、その最初の1回に後遺症の可能性があるのです。後遺症のリスクを負って免疫をつけに行くなんて、なんのための免疫かわからなくなってしまいますね。

 

これでは、上記の282分の1の確率で難聴になるロシアンルーレットを子どもにさせているようなものですし、さらに、自分の子どもから、周りにいる子どもたちにも感染と後遺症のリスクを与えることにもなります。

 

おたふくかぜのワクチンはまだ任意接種で費用がかかり、接種率が低いことが問題です。しかし、後遺症リスクを下げるためにも、小児科医としては接種率が上がること、将来的には定期接種に(再び)含まれることを願っています。

 

小児科学会をふくむ関連学会は、定期接種化を国に要望しています。難聴リスクがかなり高いことがわかってきましたので、方針も変わるのではないかと期待しています。

 

おたふく定期接種を要望 学会など厚労省に 「重い合併症を減らせる」 - 産経ニュース

 

HPVワクチン接種をお勧めする話

こんにちは。

 

先日、医師会のお仕事として、ある新聞のコラムの原稿を書かせていただきました(まだ掲載はされていません)。

そこで、HPVワクチンの話を取り上げさせていただいたのですが、紙幅の問題もあり、書きたいことが全部はかけませんでした。こちらでもう少し詳しく書かせてください。

 

ここでは、2つのことを書きたいと思います。
1. どうしてHPVワクチンを勧めるのか

  • 癌発症者だけではない、女性としての不安
  • 小児科医の視点

2. HPVワクチンの副作用ってどうなの?

 

日本小児科学会、産婦人科学会を含む関連学術団体は、HPVワクチン接種を推奨し、接種勧奨の再開を国に強く要望しています。

「国による積極的な接種勧奨の差し控え」はまだ続いていますが、HPVワクチンが公費で接種できなくなっているわけではありません。

 

どうしてHPVワクチンを勧めるのか

子宮頸癌は、25~45歳を中心に若い女性に発生する癌です。
年間約1万人が発症し、年間約3,000人が亡くなります。


これらの「癌になる方、亡くなる方」のこと以外に、「女性としての不安」「小児科医の視点」についてお話しさせて下さい。

 

癌発症者だけではない、女性としての不安

子宮頸癌の検査や治療により、妊娠できなくなったり、後の流早産のリスクが増えるのはよく言われることですが、リスクは癌になった人だけにとどまりません。

 

「癌の可能性があるもの、癌の前段階」が見つかった場合、「円錐切除術」といって、「手術で子宮頚部の一部を切り取ること」が必要となる場合があります。この円錐切除術は、将来に妊娠したときの流産・早産のリスクを高めるのです。

 

また、円錐切除術の結果、癌ではなかった、あるいは首尾よく癌を取り切れたとしても、「自分は本当に癌ではないのか」「本当に取り切れたのか」「再発しないのか」といった不安を抱えたままで行きてゆくことになります。

 

実際に、日本では年間9,000人を超える女性が円錐切除術を受けています。

 

子宮頸癌とは、命の危険だけでなく、「癌になっていない女性」「癌を切除できた女性」にすら、リスクと不安を残していく病気です。

 

健診さえ頑張れば早期発見できるから問題ない、と言われることがありますが、早期発見できれば問題なし、という病気ではありません(そもそも、健診で早期発見できるのは50〜70%くらいですし)。

 

健診などで癌かどうかを疑われる以前に「癌の前段階にすらならない」ように予防できているほうがずっと良い人生になるでしょう。そのために予防接種という手段があるのです。

 

予防接種でも全ての癌を予防できるわけではありません(現在の4価のワクチンでは70% を予防します)ので、健診は引き続き重要です。しかし、海外ではすでに9価のワクチンの導入が進んでおり、このワクチンでは90%を予防することができます。

 

また、予防接種は、癌を減らすだけでなく、癌の前段階すら減りますから、円錐切除術を受ける女性も大幅に減らすことができます。

 

これだけのリスクを防ぐ手段があるのに、自分の子どもたちの世代に提供できていない、それは本当に、HPVワクチン自体のリスクに見合った選択なのでしょうか。

 

小児科医の視点

若年女性が亡くなる、あるいは治療によって生き残ったとしてもその過程で子宮摘出などを受けた場合、次の世代の子どもを産めなくなります。また上述のように、検査の過程で、後の妊娠時に不妊や流早産の危険性が上昇します。

 

HPVというウィルスは、女性の命だけではなく、彼女たちが産むはずだった次の世代の子どもたちの命すら、奪い続けているのです。数字には現れない部分です。

 

職業柄、子どもの命が失われる場に、何度も立ち会ってきました。余りの無念さに涙がとまらなかったり、自分の至らなさを心に刻まれる経験もありました。

 

一人ひとりの子どもについてすらそうなのに、今もなお、生まれるはずだった子どもの命が奪われ続けている、そしてそれを防ぐ予防接種という手段があるのに、普及できないままでいる、なぜ子どもの数が減っているこの時代に、こんなことがまかり通っているのか、そういったことに、強い焦燥感を覚えるのです。

 

HPVワクチンの副作用ってどうなの?

名古屋でのアンケート調査では、HPVワクチンを接種した人と接種していない人とで、色々な症状の発生率に差がないことが示されています。これは通称「名古屋スタディ」と呼ばれるものです。

【速報】HPVワクチンと「副反応」に関係がなかったことが明らかに!~「名古屋スタディ」の成果~

No association between HPV vaccine and reported post-vaccination symptoms in Japanese young women: Results of the Nagoya study - ScienceDirect

 

また最近は、コクラン共同計画により、HPVワクチンに深刻な副反応は確認されないという評価が公表されました。

英民間組織:HPVワクチン「深刻な副反応の証拠なし」 - 毎日新聞

Does HPV vaccination prevent the development of cervical cancer? Are there harms associated with being vaccinated? | Cochrane

 

(コクラン共同計画とは、論文として公表された科学的根拠を複数集約して、医療に関する非常に信頼性の高い情報を公表しているネットワークです。医者にとっては、水戸黄門様のようなものだと思って下さい。)

 

それでは、HPVワクチンの副反応だと言われ、報道もされたあの多様な症状は何なのでしょうか。これらの多くは、痛み刺激や不安などにより惹起された症状であると推測されています。

 

実際に上記の名古屋スタディにも結果が出ているとおり、それらはHPVワクチンを接種していない人にも同様に見られる、以前から我々小児科医が、この年代の子どもたちでよく見てきている、普遍的な症状なのです

 

その中で、たまたま、HPVワクチンを接種したあとに発症したケースが、ワクチンとの関連を疑われましたが、よくよく調査してみたら関連はなかった、ということです。意外かもしれませんが、思春期とはそれだけ、多様で複雑な症状を呈しやすい年齢なのです。

  

個人的には、HPVワクチンは接種をお勧めして良いと思っています。公的なデータもそろってきて、数年前とは随分風向きが変わったことを実感しています。

 

沖縄で麻疹流行中 旅行前には予防接種を

もうすぐゴールデンウィークですね。当院は暦通りに5月1日、2日は開院する予定です。

 

各地に旅行に行かれる方も多いと思います(羨ましい!)が、沖縄県で麻疹の流行が拡大していますので、沖縄に行かれる方は注意して下さい。

 

3月下旬から始まったこの流行は、4月11日までに38人の患者が報告されるまでになっています。

 

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(2018年4月11日現在の年齢別患者数 n=33)

 

麻疹の症状は、強い感冒症状、結膜炎、高熱、発疹、などで、かなり強い症状がでますが、発疹がでてくるまでは、なかなか最初から麻疹であると診断するのは難しいです。

 

麻疹を他人に感染させる人は、その時点ではまだ、自分が麻疹であるということに気がついていないことが多いのです。

 

それでいて、非常に感染力が強く(インフルエンザの10倍)、空気感染し、マスクの効果もほとんどありません。

 

肺炎や脳炎で命に関わることもあり、その死亡率は500-1000人に一人と高率です。

 

更に、罹患して数年後にSSPEという脳症をきたすことがあります。これは本当に悲惨な病気で、防ぐ手段がなく、治療手段もなく、数ヶ月から数年で死に至るのです。

 

麻疹の予防接種

 

しかし、麻疹にはほぼ確実に防ぐ手段があります。予防接種です。

 

あなたがもし、予防接種(麻疹ワクチンかMRワクチン、あるいはMMRワクチン)を2回済ませていれば、麻疹にかかる可能性は非常に低いですから、心配する必要はないでしょう。

 

麻疹ワクチンは2回の接種が推奨されます。もし1回しか予防接種をしたことがないなら、、、2回目の接種が望まれます。これは成人でも同じです。

 

沖縄に行かれる予定のある方は是非、ご自身の予防接種歴を確認して下さい。

 

こどもの場合、MRワクチンの1回目は1歳になってすぐ、2回目を行うのは年長さんの年齢です。

 

この定期接種の時期に接種できていれば、旅行には問題ないと思います。近く沖縄に行かれる予定があれば、ぜひ接種してからにして、安心して楽しんできてください。

 

ただし、お母さんからの免疫が消失し、しかもMRワクチンの接種時期が来ていない年齢(だいたい6ヶ月〜1歳未満)のお子さんは、沖縄への旅行はとりやめられたほうが良いかもしれません。

 

予防接種の時間に来院できない方へ

 

当院では、直近の予防接種外来は予約が埋まりつつあります。普通は午後の時間帯を除き予防接種は行っていないのですが、このような事情でMRワクチン接種を急がれる場合は、通常の外来時間帯での接種もいたします。お電話にてご相談下さい。

 


なお、当院のスタッフは、事務さん含めて全員、麻疹の抗体価が十分あることを血液検査で確認しております。

「舌小帯切除」の光闇

「舌小帯短縮症」という病名があります。

 

舌小帯というのは、舌の裏側中央にあるスジのことで、唾液がでるあたり、というとわかりやすいでしょうか。

 

ここが先天的に短く、舌の形がハート型に大きく変形するほどであると、食べ物を噛む時に問題がでたり、構音障害で舌足らずな話し方になったりすることがあります。

 

かつて、哺乳に問題がある赤ちゃんで、「舌小帯短縮が原因だ」と言われて、「切除」されていた時代が、あったそうです。実際には舌小帯の短い赤ちゃんでも殆どは問題なく哺乳できますし、哺乳障害には他の原因があることが多いです。


しかし現在でも、舌小帯短縮が哺乳障害の原因かもしれない、として、切除処置をされる場合があります。歯並びが悪くなるとか、アレルギーだとか睡眠時無呼吸の原因と言う人も居ます。

 

さらに、呼吸障害と関連がある、乳幼児突然死と関連がある、などと、極端なことを言う方々もいらっしゃいます。

 

データはないのにもかかわらず、舌小帯切除の有効性を声高に主張する方もいらっしゃって、このあたりがもう幾つ巴かわからないくらいの論争になったりして、こうしたことを記述すること自体が憚られるような空気さえ、未だにあるのです。

 

現在までの冷静な議論の結果では、殆どのケースで舌小帯短縮は何の症状も呈さないことが分かっており、哺乳障害の改善を目的とした舌小帯の切除は無益であるとされています。

 

しかし今でも、母乳の飲みが悪かったり、体重の増えが悪かったりする赤ちゃんに、舌小帯の切除を勧められることが、あります。

 

また、乳児期をすぎても、舌足らずな話し方をするだけで早期の手術を勧められたり、インターネットには不安を煽るような情報が溢れているという現状があります。

 

別に切ったところで、その子に害があるわけではないので、もしお子さんがそのような処置をされた場合でも、それはそれで気にしないで頂きたいですが、医療者の側は、現在は不要とされている、という知識をしっかりと共有しなければなりません。

 

現時点での、「舌小帯短縮症」に関してのコンセンサスは、以下のとおりです。

 

・舌小帯短縮が哺乳障害の原因となることは、よほど強い短縮でない限り、ありません。

・歯並びの悪さ、アレルギー、睡眠時無呼吸、乳幼児突然死との関連を示すデータもありません。

・新生児期から乳児期にかけての時期に、舌小帯を切除する必要がでてくることは、普通はありません。

 

・3歳以降に構音障害があり、訓練を行っても改善せず、舌小帯が原因と考えられる場合、だいたい5歳以降で手術適応かどうかを判断されます。

・また、食べ物をこぼすなどの機能障害がある場合も、手術が検討されます。

 

 ・仮にあなたのお子さんが切除をなさったとしても、いまお元気にされているのでしたら、何も気にしないで下さい。切除に悪い影響があるわけではありません。

 

2018年4月から予防接種を開始します。

こんにちは。

 

予防接種を4月から開始できることになりました。

 

主なワクチンはWebから予約して頂く形式で、すでに予約ができるようになっています(20日先まで予約が可能です)。

 

初めての方は、最初にこれまでの予防接種歴を入力していただく必要があるので、ちょっとお手間をとらせますが、こうすることで、年齢や履歴から現在摂取できるワクチンに限定して予約ボタンが表示されるシステムになっていますので、間違いのない入力のために、ご協力をいただければと思います。

 

予約画面に出していませんが、自費で接種していただけるワクチンもあります。接種できる予防接種の一覧は、Webページに表示予定です(現在準備中です)。

 

予防接種の時間帯に、ご相談のみでも受診して頂けます。 

以下のような場合など、予防接種の時間帯に一度受診してご相談いただければ、一緒に考えて予約準備させていただきます。

近日中に、予防接種の時間帯に「無料相談」の項目でWeb予約していただけるようにします。 

・初めての予防接種でよくわからない

・予防接種の種類が多くてスケジュールをたてるのが大変

・海外への渡航前で、必要な予防接種がたくさんある 

・海外からの帰国後で、何を接種していったらよいかわからない

・予防接種が遅れていて、優先順位を決めて接種してゆきたい

 

 

以上です。今後ともよろしくお願い致します。