こんばんは。
5月13日、14日の2日間、東京にて開催された、日本小児科医会主催「『子どもの心』研修会」に行ってまいりました。ただいま、帰りの新幹線の中です。
正直なところ、開業準備に大変時間をかけており、ここで2日間を使うのが辛かったのですが、一人でやっていく上でどうしても、この勉強は避けられないと考えて、頑張って行ってきました。
どんな研修会だったか、印象に残った内容を思い返してみますと、
「子どもたちへのライフスキルトレーニング」
・発達障害の子どもさんにに生きていくためのスキルをどうやって伝えるか、どうやったら前向きな気持になってもらえるのか。我々のとれる立場は、そのための技術は、
、、、と、専門にされている先生の大変に熱く濃密な御講演でした。
これは実は普通の子どもさんへの対応にも応用できるのです。ですから、自分の普段の診察技術を更新する機会、になったばかりでなく、「父親として子どもたちにどう伝えていくか」の勉強にさえなりました(が、既に真ん中の子すら父親を邪険に扱いはじめているため、すでに手遅れの感もあります、、、)。
「症例から学ぶ解決志向アプローチのコツ」
・心身に問題を抱える子どもの問題解決にむけたアプローチ方法。これもまた講師の先生の声は落ち着いていながら、子どもへの愛情にあふれた素晴らしい内容でした。
また、「この場面での自分の態度は正しかったんだ」「そうか、そういう言葉のほうが子どもは受け取りやすいのか」と、思ったり、自分の診療を見直すことができました。
自分は心身医学の専門家ではなく、専門家につなぐ役割を果たしたいと思っているだけですが、小児科の診療でこのような知識が必要になることは、実はとても多いのです。
2日間をつかっただけ、自分の血肉となりました。良い土日になりました。
オープニングを一緒に迎えていただけるスタッフの方も決まりまして、明日から本格的に準備が始まります。よろしくお願いします。